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【テーマ株】2020年は東京オリンピック「インバウンド関連銘柄」に注目!

2020年に上がるテーマ株は「インバウンド」に注目!

2020年はいよいよ東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。日本で開催と言うことで開催中は盛り上がること間違いありません。いまからワクワクします。

ということで、今回は2020年注目のテーマとして、東京オリンピックによる恩恵が期待される「インバウンド」について、注目の業種などについてお話ししたいと思います。

「インバウンド」は、東京オリンピック・パラリンピックで好影響間違いなし

東京オリンピック大会組織委員会の資料によると、観光客数はオリンピックで780万人、パラリンピックでは230万人を予想。
また、みずほ総合研究所は、2020年の訪日外国人観光客は3400万人、JTBは2020年の訪日外国人旅行客について、前年比7.9%増の3,430万人と予想しています。

日本政府観光局(JNTO)は、2019年の訪日外国人数が3,150万人となる予測を発表していますから、350万人もの増加となります。

観光庁の統計では、訪日外国人の一人あたりの消費額は16万5千円。

つまり、2020年の訪日観光客の消費額は、単純計算で5770億となります。

過去の他国のオリンピックでは、開催年だけではなくその前後の年も観光客が増えている傾向があるので、そのあたりにも注目です。

恩恵を受ける業種は?

訪日客が増えることで恩恵を受けるインバウンド関連の業種にどのようなものがあるかと言いますと、考えられるのは以下のとおりです。

ホテル・旅館
ドラッグストア
百貨店
飲食チェーン店
鉄道・バス
航空会社
タクシー など

基本的には、対象とする客の数が大きく増えるわけですからインバウンドに関連するほとんどの業種で恩恵はあると考えています。
とはいえ、最近はモノ消費からコト消費に変わっているとも言われているので、百貨店などでの「爆買い」には期待しない方がいいかもしれません。

さて、皆さんはどんな業種を狙いますか?
個人的には鉄道、航空会社、飲食チェーン店かな~と思っていますが、そのなかでも特に飲食チェーン店に注目しています。

私の注目銘柄

飲食チェーンの中で、私が狙いたいのは「回転寿司」のチェーン店です。外国人観光客にとって日本食の寿司と、それが回転していると言うエンターテイメント性は、まさにコト消費そのものではないでしょうか。
それでは回転寿司チェーン店から一つ私が注目の銘柄を紹介します。

「元気寿司」です。

元気寿司(9828)

創業50年を越える寿司チェーン店。最近は回転レーンのなく、新鮮な寿司を素早く届ける高速レーンを設置した店を増やすとともに、決め細やかな外国人向けサービスで、外国人から人気を集めています。渋谷の店舗では客の7割が訪日客とのことです。

2019年12月27日の終値 2993円
配当利回り 1%

日足チャート

週足チャート

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直近の高値3,135円を抜けることが出きれば、週足で見ると上値余地も大きいので投資する価値ありだと思います。しばらくは動きを監視したいと思います。

テーマ株を見る上で重要なのは、織り込まれているか

大事なのは、オリンピックによる利益の増加が株価にどの程度織り込まれているのかといった点です。
銘柄を選択する場合は、各関連銘柄の決算を確認して、利益にオリンピック需要が含まれているのかを見極めるように心がけましょう。

インバウンドは息の長い可能性

国は、観光を成長分野の一つと位置付けており、2030年には訪日外国人数を6000万人まで増やすことを目標としています。まだ倍近く訪日客を増やす必要があるため、政府も様々な政策を打ち出すでしょう。また、オリンピックを契機に日本に注目が集まり、更に観光客を増やすことに繋がるかもしれません。「国策に売りなし」とも言われますので、インバウンドについては長い目で注目に値するテーマだと思います。

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