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【米国株ETF】S&P500に連動するETF「IVV」!

S&P500に連動するETF「IVV」!

S&P500に連動する「VOO(バンガードS&P500ETF)」「SPY(SPDR S&P500 ETF)」を紹介しましたので、今回は「IVV」を紹介したいと思います。
「IVV」についても「VOO」や「SPY」と同様に長期で資産を増やすことが可能です。経費率もとても低く非常に優秀なETFだと思います。

S&P500に連動して動く「IVV」とはどんなETFか

それでは、「IVV」とはどんなETFなのでしょうか。「IVV」はS&P500指数のパフォーマンスへの連動を目指すETFで、「iシェアーズ・コアS&P500 」のティッカー(シンボル)です。ブラックロック社が設定しています。なお、2000年5月15日が設定日で、「SPY」よりは歴史が浅いということになります。

「S&P500」は、アメリカを代表する株価指数で、アメリカ株で流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。時価総額を指数化し、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。そのため、「IVV」に投資することで、米国市場全体に投資できるとともに、分散して投資できているためリスクを減らすことができます。

「IVV」の組み入れ上位には、皆さんもご存じの
マイクロソフト
アップル
アマゾン
フェイスブック
などがあり、有名な大企業の株にも分散して投資できることも大きな魅力です。

参考までにセクター別の株式保有状況を見てみると、 トップが情報技術、ついでヘルスケア、金融、通信、一般消費財・サービスとなっています。

パフォーマンスを確認すると、10年の比較で「IVV」は13.17%となっており、同じ期間「S&P500」が13.24%です。「S&P500」には、及びませんがしっかり連動した成績をあげられており、問題ないと思います。

以下に「IVV(赤色)」と「S&P500(青色)」のチャートを1年で比較してみました。連動していることを確認できると思います。

IVVとS&P500の比較したチャート

分配金利回りは、1.89%で、「SPY」の1.78%、1.82%の「VOO」を上回っています。(いずれも11月の情報です。)といっても大差はありません。

経費率は「VOO」の0.03%には及びませんが、0.04と肉薄しています。最低水準と言ってもいいでしょう。
出来る限り経費率が少ない方が、最終の利益が大きくなると言うことを考えると十分すぎる低さだと思います。なお、「SPY」は0.09%の経費率と少し高いですが、これでも十分に低いです。

「IVV」「SPY」「VOO」のチャートを比較

「IVV」「SPY」「VOO」のチャートを比較してみました。

SPY,VOO,IVVを比較したチャート

ほとんどの場所できれいに重なっていますね。パフォーマンス上はそれほど大差ないということだと思います。

S&P500に連動する「IVV」「SPY」「VOO」であれば、長期で投資をするんであれば、どれを選んでも満足のいくパフォーマンスを得られると私は思います。

「IVV」には少額から投資できます

「IVV」は、現在(2019年11月18日現在)1株313ドルで、1株単位で投資できますので、少額から投資ができます。また、米国株の手数料については、今ではとても安くなってきており、楽天証券やSBI証券、マネックス証券でも、少し前まであった最低手数料も5ドルから0.01ドルに変更されていますので、「IVV」に気軽に投資できる環境が整っています。定期的な積立にもピッタリです。

最後に

いかがだったでしょうか。これまで数多くの暴落を乗り越え、今なお右肩上がりに上昇を続けるアメリカ市場。主要な株価指数は史上最高値の更新を続けており絶好調です。そのアメリカ市場の80%をカバーする「S&P500」に連動するETFに投資することで長期的な資産を築くことは十分に可能です。今回紹介した「IVV」や同じく「S&P500」に連動して動く「VOO」「SPY」はどれも投資するに値するETFだと思います。皆さんも一度検討してみてはいかがでしょうか。

 


関連記事の紹介

 

米国株の手数料を比較した記事です。もし「IVV」に投資する場合の参考にしていただければ幸いです。

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「IVV」と同様にS&P500に連動して動く「SPY」や「VOO」を紹介した記事です。ご覧ください。

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私が投資しているアメリカ高配当株ETF「VYM」を紹介した記事です。参考にしてください。

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