米株のリスクヘッジ、暴落対策に「Direxion デイリー S&P500ベア3倍ETF(SPXS)」
リーマンショックから10年以上たち、そろそろ次のバブル、そして、暴落を意識せざるおえなくなってきました。加えて、アメリカの長短金利の逆転。逆転後、大きく相場が上昇した後に暴落が起きる過去の事例もふまえて、投資戦略を考える必要があります。
日本株に投資する際は、暴落時に利益を得る方法として、またリスクヘッジとして、ダブルブルやダブルインバースを活用しています。
私は、アメリカへの投資としてVYMに長期投資していますが、今後いつか起こるであろう相場の下落に対する対策として、アメリカ版のダブルブルやダブルインバース銘柄「Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)」に注目しています。
Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF
「Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)」はアメリカの主要株価指数である「S&P500」の値動きに対して、反対方向に3倍動くパフォーマンスへの連動を目指すETFです。
要するに「S&P500」が上昇するとその3倍分大きく値下がりします。一方で「S&P500」が下落するとその3倍分値上がりするのです。
配当もあります
実はこの「Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)」、配当も結構あります。
配当利回りは1.93%です(2019年10月12日現在)。ただ、このSPXSについては長期での投資はおすすめできませんのでご注意ください。
為替でリスク低減
海外ETFは当然ドルで買うので、為替が円安になれば、為替差益を得ることができます。。絶対とは言えませんが、アメリカの株価が上昇するときは、円安ドル高になることが多く、万が一「S&P500」大幅に上昇した場合、為替差益が得られます。これは多少なりともリスクヘッジとなります。
上手に使うと暴落という起きてほしくない事態を大きなチャンスに変えることができます。皆さんもアメリカ版インバース型ETF「Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)」に注目してみてはいかがでしょうか。
Direxion デイリーS&P500ベア3倍 ETF(SPXS)の注意点
「S&P500」の株価が上がったりと下がったりを繰り返すような場合は、ベンチマークの動きから乖離していきます。長期で保有していると損をする場合が多いので、注意いただきますようにお願いします。
SPXSに投資するうえで大事なのはルール
大事なのはどういったタイミングでこのSPXSを買って、どのタイミングでSPXSを売るのかというルールづくりです。
現状は、原則25日線割れでキャッシュを確保。原則50日線割れで全体の25%分を購入としています。このルールをしばらく続けてみて、少しずつ調整していきたいと思っています。
(補足)
SPXSは「S&P500」に対して逆に3倍動きますが、「S&P500」が動いた分の3倍上昇するブル型のETF「Direxion デイリー S&P 500 ブル3倍 ETF(SPXL)」。株価が大きく上昇するタイミングで、こちらもSPXLへの投資もしていきたいと考えています。
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私が長期的に投資していてオススメのアメリカ高配当株ETF「VYM」の紹介記事です。ぜひこちらもご覧ください。
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