お金の知恵 / 資産運用の基本

外貨預金よりFXにすべき理由

外貨預金よりFX

投資をするうえで資産を分散することはとても重要です。

特に世界の基軸通貨であるドルは持っておくことおすすめします。世界は基軸通貨であるドルを中心に取引がされています。そう考えると、ドルはとても安全な通貨と言えるのではないでしょうか。

また、日本は少子高齢化、人口減少社会に突入し、経済の成長もこれまで以上に厳しい時代となってきます。

一方のアメリカはまだ人口増加が続き、また世界を牽引する有名企業がどんどん誕生しています。それを考えた時、今後ドルが強くなる可能性が高く、ドルを保有することは大きなメリットだと考えています。資産の目減りを防ぐことができるからです。私も長期的に見れば、円安に動く可能性が高いと考えています。

アメリカドルを保有する方法とは?

アメリカドルを保有する方法として、手っ取り早いのは、外貨預金でしょう。外貨預金であれば、どこの銀行でも取り扱っていますし、ネット銀行であれば、キャンペーンを活用することで結構お得に取引できます。私もこれまではそうでした。しかし、この外貨預金よりもお得な運用方法があります。それがFXです

FX、投資方法を工夫すれば怖くない

FXといえばギャンブル気味で場合によったら大損するイメージがあるかもしれません。しかし、そんなことはありません。投資方法を工夫することによっては、長期的に比較的低リスクで運用が可能です。

FXがギャンブル性が高いと言われる理由にはレバレッジという制度が関係していると思います。レバレッジ25倍で取引をすると実際の資金(証拠金)の25倍の額を取引できます。しかし、当然ながら投資のリスクは上がります。証拠金以上の損がでる可能性があります。一応、ロスカットという制度があり、証拠金のうちの一定の割合を損したら、強制的に決済されますので、際限なく損が膨らむわけではないですが、強制的に決済されてしまうことで大きな損が確定しまうことになります。レバレッジをあげることで、うまくいけば利益が大きくなりますが、同時にうまくいかなければ損失も大きくなりますので注意が必要です。

しかし、このレバレッジ、必ず使わなければならないわけではありません。レバレッジ1倍にすれば、証拠金と取引する価格が同じで、外貨預金と変わりありません。しかし、全く同じというわけではなく、FXで運用したほうが得な点がいくつかあります。

そこで、外貨預金とFXについて簡単にに比較したいと思います。

外貨預金とFXレバレッジ1倍を比較

FXの手数料(スプレッド)

投資において、手数料はとても重要な要素です。手数料が高いとその分利益がへってしまうからです。それではまず、手数料を比較してみましょう。住信SBIネット銀行では、米ドルだと為替手数料が往復8銭です。一方、SBI証券のFXでは取引手数料は無料です。コストといえるスプレッドは往復0.5銭です。手数料では圧倒的にFXの方が有利です。

FXの金利(スワップポイント)

外貨預金では、当然金利がつきますが、FXについても金利に相当するものとしてスワップポイントが毎日付与されます。

金利は銀行やFX業者によって違うので一概に言えませんが、ネット銀行とFXが同じぐらいで大手銀行は少ないそうです。業者は事前に調べて吟味する必要があります。

ちなみに、為替は円高と円安を繰り返しますので、一旦、円高になっても時間が経てば円安に戻ることが多いです。そのため、比較的長期の視点で取引することで、この金利によっても利益を得ることもできます。銀行にお金を置いておくよりはよっぽどマシかと思います。

長い視点でのんびりと取り組むFX。そんな投資も良いのではないでしょうか。

預金の保護

外貨預金は預金保護制度の対象外です。一方のFXでは、顧客の資産を会社の資産と分けて信託銀行で管理するため、FX会社が倒産しても、資産は保護されます。

その他

レバレッジ

レバレッジはFXのメリットです。うまく使えばとても効率的に利益をあげることが出来ます。くれぐれも欲を出しすぎないように・・・。

「売り」が可能

FXの場合、売りから入ることが出来ます。上昇トレンドだけでなく、下降トレンドでも利益をあげることができます。

FXのデメリット

FXのデメリットとして、私が感じているのは、確定申告が必要なことでしょうか。

株であれは、特定口座があり、確定申告を不要とすることも出来ますがFXは確定申告が必要であり、少し面倒です。

まとめ

外貨預金とFXを比べてみました。全体的にみてFXが有利と言えるでしょう。手数料では、ネット銀行も安くはなってはいますが、塵も積もれば・・・です。また、売りから入ることは資金を効率的に運用するうえで重要だと思います。

みなさんもFXでの資産運用をしてみてはいかがだったでしょうか。

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