株式投資で得られる利益には、株価の上昇で得られる利益(キャピタルゲイン)と配当などの定期的に受けとることのできる収入(インカムゲイン)があります。
どちらの利益を中心に株式投資をするかは、人それぞれです。場合によっては、キャピタルゲインとインカムゲインのどちらも期待できる銘柄もあるでしょう。
ここでは、高配当銘柄に投資するインカムゲインを中心にした投資方法について、考えたいと思います。
高配当銘柄のメリット
なんといっても安定的に配当金がもらえ、その配当金を再投資することにより雪だるま式にお金が増えていくことでしょう。
また、高配当銘柄は株価の下落に強い傾向があります。株価の下落により配当利回りが上昇しますので、買いが入りやすく、下落しにくいです。
しかし、業績が悪化し配当が減らされたり、無配になったりした場合は大きく株価が下落することが多いので、業績には注意を払う必要がありそうです。
高配当銘柄は長期的な目線でリスクを抑えながら投資できそうです。
高配当銘柄のデメリット
株価の変動が少く、面白味に欠けるということでしょう。先に述べたように高配当銘柄は下落には強いですが、一方で急騰も期待しにくいです。値動きが少ないので、短期間で大きな利益を出すのには向いていません。あくまで長期で投資するという視点が必要です。
私は、ある程度値動きがほしいタイプではあるので、高配当でインカムゲインを狙う銘柄とキャピタルゲインを狙う銘柄どちらも買うようにしています。高配当株を買う際は、割安株で上値余地のある銘柄を選ぶことであわよくばインカムゲインとキャピタルゲインの両方の利益を享受することを目指しています。売買タイミングもチャートを見て上がりそうと判断してから買うようにしましょう。
高配当銘柄をポートフォリオに入れることで、ディフェンス力を上げることができます。皆さんもご検討あれ!
(参考)9月22日時点の高配当銘柄ランキング(東証全体)
1(株)プロスペクト 5.77%
2(株)KG情報 5.24%
3 ジャパン・ホテル・リート投資法人 4.99%
4 (株)大塚家具 4.72%
5日産自動車(株) 4.60%
6(株)夢真ホールディングス 4.58%
7アールビバン(株) 4.58%
8 リベレステ(株) 4.54%
9 (株)マックハウス 4.50%
10 京都きもの友禅(株) 4.48%