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【投資の指標】企業の本業による稼ぐ力を図るROICとは

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企業の本業による稼ぐ力を図るROICとは

ROICの概要

最近、海外投資家が企業の実力を図る指標として注目しているのが、ROICと言う指標です。日本ではあまり聞きなれない指標かもしれませんが、経営者が重視すべき収益性の指標と言われ、今後の株式投資においては、ROEやROAと併せて、重要視されそうです。

ROICとは、Return On Invested Capitalの略で、日本語では投下資本利益率と言います。

事業活動に投じた資本を使ってどれだけ利益を生み出したかを表します。

ROICの計算式

ROICの計算は、税引き後営業利益を投下資本で割って算出します。

計算式は以下のとおりです。

ROIC  =  税引後営業利益(NOPAT)÷投下資本(有利子負債+株主資本)×100%

営業利益には、投資活動による利益は営業利益には含まれません。
ROICは税引き後営業利益で計算するため、本業での効率性をより正確に把握することができます。つまり、純粋に事業活動の成果を評価し、「本業における稼ぐ力」をしることができるのです。

ROICの目安は?

ROICの目安としては、業種にもよるので、一概には言えませんが、10%前後が標準。
投資する対象としてはだいたい15%以上
であれば、ROICにおいては優位性が高いと言えるのでは亡いでしょうか。ただし、ROICは業種によって大きく差がでるので、同業種での比較は必要だと思います。

ROICの高い企業は?

では、どのような企業がROICの高い企業なのでしょうか。

7月25日の日本経済新聞の記事(「投資効率、首位はカカクコム 「持たない経営」に強み)にROICのランキングが掲載されていました。上位10社を紹介します。

※投下資本は自己資本と有利子負債の期中平均の合計とし、税引き後営業利益は法人税率(23.2%)を当てはめて求めているとのこと。
※東証1部に上場する時価総額5000億円以上で営業黒字の企業を対象に、ランキングにしたとのこと。

ROICの高い企業(日本経済新聞掲載)

カカクコム 45.3%
ZOZO 42.4%
日本M&Aセンター 32.7%
大東建託 25.9%
東京エレクトロン 21.4%
アドバンテスト 21.0%
エムスリー 19.9%
任天堂 18.3%
HOYA 17.7%
カプコン 17.1%

最後に

新型コロナウイルスの影響により、景気の悪化や企業業績の悪化など、厳しい投資環境が予想されるなか、本業によりしっかり稼ぐ力のある企業は、こういった中でも十分生き残っていけると考えられます。
今だからこそ、このROICは銘柄を選ぶ1つの指標として重要かもしれませんね。

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