今週の相場、結果としては堅調!
今週は、アメリカのFOMCと雇用統計、日銀の金融政策決定会合、そして日本の決算とイベント盛りだくさんの一週間でした。
日本については日経平均株価が週間では50円高とほぼ横ばい。しかし、火曜日には一時23000円を越えましたので、水・木・金曜日で、案の定150円ほどを下げたかたちになります。
一方、アメリカのNYダウは週間で約390ドル高と結果的に続伸しました。木曜日に140ドル下落し、それを受けて昨日の日本株が下落したわけですが、昨日のアメリカ市場では301ドル高と雇用統計と米中貿易協議の進展期待から上昇しました。S&P500、半導体SOXは再び最高値更新、ダウ輸送株、半導体指数SOXは2%を超える上昇となりました。
日経平均先物は22950円と150円高となっています。
来週で日本の決算もほぼ終了し、マクロもミクロも出尽くしとなります。その後、どのような銘柄が物色され、相場がどうなるのかを確認して、徐々にポジションを移して行きたいと思います。
大きめな下落にならないか少し心配していましたが、現状ではその心配は杞憂に終わりそうです。引き続き市場を注視し、警戒はしておきましょう。
ダブルインバース(1357)でリスクヘッジ
昨日の下げで日経平均株価が5日線を割ったので、念のためダブルインバースでリスクヘッジしました。結構なスピードで上昇してきたこと、このまま25日線まで下落したらさすがに痛いと思ったこと、そして、昨日の雇用統計から来週のSQまで比較的下がりやすいタイミングであることが理由です。全体の10%ぐらいダブルインバースを買いました。
実はこれはルール外での購入になります。今後はこれを新たなルールに適用してみようと思います。
追加ルール
日経平均株価、5日線割れ、アメリカのジャンク債券(HYG)が下落で5~15%を目安にダブルインバースを購入。なお、購入の際は、マクロ環境を勘案し、不安がある時限定とする。
また、売るときは後場引け段階で5日線を奪回した場合か、大陽線(安値から2%程度)が出た場合とします。
このルールでしばらく運用してうまくいかなければ廃止します。
今回で言えば、このままいけば来週5日線を奪回出来そうなので、売らなければならないかもしれません。
でも、現在のように5日線と25日線が離れているのなかで、5日線から25日線までか下落するのを、指を咥えて見ているのは避けたいという思いがあります。
まぁ、アメリカ市場をもう1日見ないといけないので、火曜日の日本相場を見ながら検討したいと思います。
今週の取引
今週はちょっと取引が多かったので、大まかに紹介。
処分した銘柄
フォスター電機6794、トーカロ3433、フジクラ5803は決算がきたので処分
IDOM7599はルール抵触により処分
タツモ6266はキャッシュポジション確保のため処分
新規購入した銘柄
T&Dホールディング8759
金利上昇に備えて購入しましたが、現状含み損
福井コンピュータ9790
全体的に景気敏感株が多かったので、ヘッジとしてディフェンシブ銘柄を購入
株式投資ではルールを作り、それを守ることがとても大切です。なお、私の投資に適用しているルールについては、以下の記事で紹介しています。