今週の株式市場
今週の日経平均株価は23303円で終え、先週の終値23391円から88円安となりました。高値は12日の23520円で、安値は14日の23141円でしたが、169円高、201円安、178円安、161円高と少し大きめの値幅で動いています。上昇相場が一服するタイミングではこういった上下に激しい相場も多くなる印象があります。日本株も転換点に近づいているのかもしれません。上に跳ねるのか、下に抜けるのか引き続き注意が必要です。
一方のアメリカ市場ですが、ダウ工業株、S&P500、ナスダックの主要指数で引き続き史上最高値を更新中。最終金曜日の少し大きめの上昇で揉み合いを上抜けたのか?と思っています。加えて、続落が続いていたジャンク債(HYG)もやっと上昇。チャートと指数を見れば、再び上昇を狙えそうです。
今週も米中貿易協議、来週も米中貿易協議・・・そして香港、弾劾
今週も先週と同様米中貿易協議を中心に相場は動きました。協議の一部合意に向け、合意期待の進展と後退に一喜一憂。よく考えてみると先週と何も変わっていない気がします。来週も同じような相場になりそうなので、キャッシュはある程度確保しておきたいと考えています。あとは、香港の問題とトランプ大統領弾劾にも注視が必要です。どれも政治的リスクです。政治的リスクは本当にどうなるか読めません。そのため最悪のシナリオを想定しながら、そうなったらどうするかを考えておきたいと思います。
今週の取り引き
今週は5日線を下回った状態で、相場が推移しました。そのため、一時、日経ダブルインバース(1357)で資金の均衡化のポジションを取りました(15日の寄付で利益確定しています。)。
そのため、結果的に5日線を下回った銘柄はなくなり、ほぼすべてが含み益の状況です。現在はキャッシュ比率27%。政治的リスクに備えたキャッシュポジションとなっています。
売却した銘柄
T&Dホールディングス、ヤマシンフィルタ、クミアイ化学
購入した銘柄
T&Dホールディングス(決算を終え再度購入しました。)、ミツバ、CKD、日本マイクロニクス、新日本理化、インターアクション