今週の相場
日経平均株価は23,354円。先週から61円高と小幅な上昇で終えました。これで約1か月もみ合いが続いていることになります。下値は堅いが上値も重いといった歯がゆい相場が続いています。アメリカはというと、NYダウが週明けに2日間で500ドル以上下落し、不穏な雰囲気となりました。しかし、そこからズルズルと相場が下がることなく、昨日(金曜日)は雇用統計の結果を好感し337円高で1.22%の上昇。終わってみれば週間で36ドル安と小幅な下落となりました。
チャートを見ると日本もアメリカも高値付近でのもみ合いが続いており、次に上にブレイクするのか下にブレイクするのかが今後の相場展開に重要になる局面かもしれませんね。
雇用統計は無事に通過、残るはFOMCと米の関税引き上げ
リスクのあるイベントが続きます。昨日の雇用統計から、FOMC、そして関税の引き上げ期限と続きます。そしてトランプ大統領の弾劾も気になります。来週は非常に大切な一週間となりそうです。そして、やはり注目は米中貿易協議の第一段階の合意がされるのか。ということと、それに伴い関税引き上げがどうなるかということでしょう。この一か月、相場は、米中貿易協議の進捗の報道に一喜一憂してきましたが、来週は進展になろうが、後退になろうが結果がでます。それを受けて相場がどうなるのか注意が必要です。ある程度キャッシュを確保した状況で様子見をしたいと考えています。ここを無事通過できれば、相場は年末まで上を目指すと想定しています。
今週の取引
先週から今週にかけて、弱いものは早めに処分、強いものに買い増しをしてきました。その結果、ハイスピードで上昇した鎌倉新書は結構な利益を出し、利益確定できました。また、インターアクションやIDOMはまだ持っていますが、10%近くの含み益です。一方、損したものについては大きくても2%以内の損で処分していっている状況です。そのほか、今週もいくつか打診買いを行っています。
来週、相場が上にいくとなれば、指数が上がるかもしれませんので、少し大型を持ちたいと思っています。もしくは、銘柄選びが難しければ、日経平均に2倍連動する1570でもいいかと考えいます。
今週の保有状況
保有状況は以下のとおりです。
東京製綱
ツガミ
東芝機械
アイダエンジニア
日本マイクロニクス
日本ケミコン
IDOM
国際計測器
インターアクション
※太字は今週新たに買っています。