今週の相場
今週の日経平均株価は24023円と先週末の23354円から669円上昇し、レンジを上抜けました。金曜日(12月13日)はなんと598円高。前日のウォール・ストリート・ジャーナルの米中貿易協議合意報道とそれを受けたアメリカ株の上昇によるものでした。ちょっと先走りで上がりすぎな感じはしますが、とりあえずは一安心でした。一方アメリカですが、NYダウは先週と比べ120円高の28135ドル史上最高値圏での推移です。終値ベースでは最高値を抜けていませんが、時間の問題かと思います。ちなみにS&P500は史上最高値を更新しています。金曜日のアメリカは米中貿易協議が前日の報道よりトーンダウン(一部の関税のみ引き下げ)で上値の重い展開となり、前日とほぼ変わらずでした。
米中貿易協議第一段階合意
12月15日に予定されていた関税引き上げは、第一段階合意により実施されませんでした。これにより相場は上昇したわけですが、すぐに第二段階の交渉に入るとのこと。結局、この米中貿易協議の行方は引き続き相場を一喜一憂させることになりそうです。来年の大統領選挙のためのカードを温存するといったところでしょう。トランプ大統領の立場になれば、大統領選挙まで株高であってほしいと思うので、途中短期的な下落はあろうと最終的にはしたたかに株価を上昇に持ってきそうな気がします。といっても所々株価が大きめに下落することもあるでしょうからそこには注意しましょう。
来週の相場
今年も残すところ二週間です。基本的には年末まで高い相場を想定していますが、来週はクリスマス休暇前ということで、ポジションを落とす動きがあるかもしれません。また、月曜日は金曜日の急騰を受けての利益確定売りがあるでしょうから、少し様子を見ながら強い銘柄を見極めていきたいと思います。年末までには多少ポジションを落としたいので、あと二週間しかありません。基本買い増しメインで動きたいと思います。
今週の取り引き
まず、東芝機械。順調に利益を伸ばしていたのですが、木曜日に一時的な急落し、ロスカットにかかってしまいました。結果的に大きな利益を確定。しかし、その東芝機械は金曜日に4.65%も上昇で更に高値をとっていますので、いささか残念です。さすがにこれから入るには勇気がいるのであきらめます。その他はインターアクション、IDOMが順調に含み益を増やし、ともに10%近くの含み益。また、日本ケミコンも損切りギリギリのラインから急浮上で一安心。非常に順調な一週間でした。あとは先週の半ばに半導体銘柄のSUMCOに飛び乗りこちらも含み益となっています。来週は大型を狙いますが、見つからなければ1570(日経レバレッジETF)を買い増しででいきます。
現在の保有銘柄
NF日経レバレッジETF
SUMCO
日本軽金属HD
三井金属
東邦チタニウム
パナソニック
古河電池
日本ケミコン
日立造船
ミツバ
IDOM
インターアクション