遂に下落しましたね。
先週の終値が20,788円で、今週の終値が20,333円でした。455円の下落で25日線も下抜けてしまいました。終値ベースで言えば、2月4日が天井となり、やはり「節分天井」のアノマリー通りとなりました。しばらくは2番底をつける動きとなりそうです。重要なのは、どこまでどれくらいの期間下落するかを見極めること。浅く短く終わるのか、それとも12月末の水準まで下げるのか、最悪のシナリオは12月末の水準では止まらず、下がり続けることです。
どうなるかわかりませんが、最悪のシナリオも頭に入れて相場に向き合う必要があるでしょう。最悪のシナリオになるのであれば、アメリカ株も25日線を下回り、さらに下げることとなると思いますが、今のところ日本株ほどの下落とはなっていません。というか、S&P500やナスダックはプラスで引けています。今後はアメリカ株の動向にも要注意です。
今後の相場を左右するのは、政治イベントとなりそうです。来週末に迫るアメリカ繋ぎ予算の期限となるためその行方、2月末が期限となっている米中の貿易協議の行方などでしょうか。そこらにも注目しましょう。
さて、私のポジションですが、かなりダブルインバースを買い増しまして、ほぼ資産が均衡状態になっています。そのため、上がっても下がってもどちらでも大丈夫といったところです。株価の下げが落ち着くまではこのポジションを維持するとともにさらに暴落的に下げるようであれば、ダブルインバースを買い増す予定。そこは来週の相場を見ながら慎重に行いたいと思います。
今週は戻り高値を越えてきた鎌倉新書を買ったので、こういった個別株に来週は期待したいと思います。
来週は軟調な相場となりそうです。次の反転のきっかけを見逃さないようにしながら、相場を眺める一週間にしたいと思います。