2021年注目テーマ「環境(再生可能エネルギー)」
早いものでもう12月。急に寒くなり冬の訪れを感じる今日この頃。2021年はもうすぐそこまで来ています。
2020年は新型コロナウイルス感染症の影響で相場は乱高下。今年の日経平均の最安値は16,552円、本日の終値が26,800円ですから…。暴落時にびびらずにもっと買ってたら今頃大儲けですね。
それはさておき、2021年が近づいて来たということで、来年の相場で私が注目したいテーマについて、このブログで紹介していきたいと思います。
今回取り上げるのは「環境」です。
環境関連、特に再生可能エネルギーに追い風
菅首相は所信表明演説で「2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」と宣言されました。それはすなわち再生可能エネルギーに国策として投資していくことであり、特に再生可能エネルギーなどに関連する企業には強い追い風が吹きそうです。
各自治体においても、再生可能エネルギーを共同購入する仕組みの導入や、再生可能エネルギーによる電力の地産地消など、再生可能エネルギー導入を促進する取り組みが積極的に行われています。
また、日本だけでなく世界でも環境関連の銘柄に追い風が吹いています。今年行われたアメリカ大統領選で現在、民主党のバイデン候補が勝利を確実にし、次期大統領になるとされています。バイデン候補も目玉に環境政策を掲げており、トランプ大統領が離脱したパリ協定にも復帰する見込みです。
そうなれば世界全体で再生可能エネルギーの導入をはじめとした環境政策が一気に進むことも予想されます。
加えて、新型コロナウイルスの感染拡大でウィズコロナ、ポストコロナの社会における持続可能な社会の構築についても重要な視点の1つとなっており、こういった観点でも環境関連の銘柄は注目に値します。
ちなみに、NPC(6255)やレノバ(9519)をはじめとした再生可能エネルギー関連の株価ですが、既に大幅に上昇しています。出遅れ銘柄を探すか、今後打ち出される政策などによる業績への影響を考慮して適正なバリュエーションで買いたいところですね。
2021年は「環境」というテーマが相場を賑わすのではないかと私は考えています。皆さんも注目してみてください。