一週間の振り返り
今週も世界的に相場は堅調さを維持しましたね。
日経平均株価は先週と比べて464円高の21155円。21000円を一気に飛び越え21年ぶりの高値となりました。さらに、10ヶ月ぶりの9連騰ということでかなりのハイペースで株価をあげてきました。北朝鮮情勢が落ち着いていること、衆議院選挙で与党の有利が伝えられたことにより、外国人投資家の買いが続いたことによると思われます。
目を転じると、アメリカ株も好調さをキープしており、主要3指数とも最高値を更新。いったいどこまで上昇を続けるのでしょうか。少し不安も感じます。
私の持っている個別株などについてですが、楽天ダブルベアが日経平均株価の上昇に伴い、大きくマイナスなっていますが、いくつかの株が10%近くの上昇を演じたこともあり、結構なプラスとなりました。楽天ダブルベアについて少しもったいない気がしますが、リスクヘッジは重要なので、我慢します!
来週の注目ポイント
海外
アメリカでは市場の7月~9月期の決算発表に注目が集まります。来週は金融機関の決算が控えています。また、ベージュブックの発表もあり、それらによって年内利上げがあるのかないのか等、思惑が高まりそうです。為替には注意しましょう。
引き続き、北朝鮮の動きには注意が必要かと思います。
日本
来週は22日の衆議院選挙投開票日を控えた一週間となります。最新の情勢調査でも与党の有利が予想され、300議席近く獲得するのではとも言われています。この予想が変わるようなことがあると外国人投資家が売りに回ることもありますので、注意が必要です。
来週の投資戦略
日経平均株価や9連騰ということもあり、サイコロジカルラインやRCIといったテクニカル指標は加熱を示しています。これはアメリカ市場も同じです。調整があることをしっかり想定しておきましょう。21000円を突破したことで、株価は累積出来高の少ない地帯にあります。調整があれば基本押目買いのスタンスを継続しようと思います。
投資信託については、少しずつ少しずつ利益を確定していく一方、積立ての投資をつづけていきます。
衆議院選挙の与党勝利の折り込み済みであると考えられますし、上昇相場が続いたことで利益確定売りも出そうなので、来週は我慢の相場となるかもしれませんが、しっかり我慢して、エネルギーをためましょう。