バリュー株!買い時?長期金利の上昇に備える!
以前の記事で、アメリカの10年国債利回りを日々チェックしていることをお伝えしましたが、そこでバリュー株はどのタイミングで買うべきか、いま買い時なのかを改めて考えてみたいと思います。
まず、以下のチャートをご覧ください。

グロース株とバリュー株の関係
このチャートは、青がTOPIX500GROWTH指数をTOPIX500VALUE指数で割った時の数値をチャートにしたものです。そのため、ラインが上昇している場合は、グロース優位。逆にラインが下降している場合は、バリュー株が優位ということになります。
そして、赤のラインがアメリカの10年国債利回りの推移を示しています。
期間は2月前後から現在(2020年9月18日)までのチャートとしています。
ご覧になっていただいていかがでしょうか。
明らかに金利が上昇したタイミングでバリュー株が優位になっているのがお分かりになるかと思います。やはり金利上昇時にはバリュー株を保有していた方がパフォーマンスが上がると考えられます。
そして、その10年国債利回りは、9月18日時点で「0.684」でもう下落余地がありません。アメリカでマイナス金利導入の可能性は低いと考えられます。今後、超低金利は続きますが、その中でと非常に緩やかに金利は上昇していく可能性は十分あると考えています。また今後、コロナに一定のめどがつき、企業業績が急激に回復してくることも考えられます。その時には一気に金利が上昇していくかもしれません。
そう考えると、現在100%グロースの私のポートフォリオですが、多少なりともバリュー株、特に金利上昇によりメリットがある「金融株」をそろそろ保有しておこうと考えています。そして、今後の金利の上昇に合わせて徐々にバリュー株の割合を上げていきたいと考えています。
長期金利はいつ上がってくるかわからないので、みなさんもしっかりと金利上昇に備え、バリュー株を買うタイミングを考えてみてください。