資産運用の基本

証券口座の選び方とは?株初心者必見!

証券口座はどう選ぶ?

株初心者の方が、NISAやiDeCoをはじめとした投資を始めたいと思った場合に必要になってくるものが、金融機関等の証券口座です。

証券口座は銀行や証券会社などで開設できるため、特に株初心者の方は選択肢が多すぎて、どこで証券口座を開設するか迷う方も多いのではないでしょうか。

投資では利益を得ることが重要ですが、ランニングコストを抑えられる証券口座を開設することでも得をすることができます。

今回は、株初心者の方に向けて、銀行と証券会社の違いから、得して便利な証券口座の選び方までやさしく解説していきます。是非最後までご覧ください。

証券口座はどこで?銀行か?証券会社?

まず、株などの取引口座はどこで開設できるのでしょうか。ぱっと思い付くのは、銀行や証券会社だと思います。銀行と証券会社とでは、取り扱える金融商品の種類に違いがあります。

証券会社では、株式と債券、投資信託を取り扱うことができます。一方で、銀行では株式を取り扱えないほか、債券と投資信託の中にも取り扱えないものがあります。

そして、証券口座を使って金融商品を取引する場合にかかる手数料も違いがあります。

【手数料の一例】
みずほ銀行 2,750円~
CONNECT  33~660円

大和証券グループのスマホ証券である「CONNECT」は圧倒的な安さですが、ネット証券会社の1日定額制の場合、手数料がゼロ円という会社もあります。

以上から、証券会社で口座を開設した方がお得と言えます。

証券会社の選び方は?

このように、銀行と証券会社には大きな違いがあります。さらに、証券会社には「総合証券」と「ネット証券」の2種類があります。

・総合証券
銀行のように店舗を構えていて、営業マン経由で取引を行えます。相談がしやすくてアドバイスも受けられるので、株初心者には安心です。しかし、銀行のように手数料が高い傾向にあります。

・ネット証券
店舗がなく、インターネットを使って自分自身で取引を行います。手数料が安くて、いつでもどこでも取引を行えます。しかし、自分自身ですべて行わなければならないので、ネットに対する知識が必要になります。

どちらにもメリットとデメリットがありますが、取引コストを最大限に抑えたい場合には、ネット証券がおすすめになります。

ネット証券の選び方

ネット証券会社を選ぶ上で最初に注目するポイント。

それは「どの金融商品に投資したいか」ということです。

株初心者の方は、仕組みが比較的わかり易い、日本国内の個別銘柄を取引することがおすすめです。

しかし、中級・上級になるにつれて、他の取引にも興味を出てくる可能性が高いです。そのため、投資信託や外国株、先物など幅広く取り扱っている証券会社にしましょう。

おすすめのネット証券

ネット証券を選ぶポイントは。下記のようなものになります。

・信頼性と安全性
・取引コスト(手数料など)
・取扱商品
・情報力と分析力

このような観点から選んだ、おすすめネット証券は下記のようなものになります。


・SBI証券

口座開設数が600万を超え、NISA口座数も約200万という、実績トップクラスのネット証券会社です。豊富な商品ラインナップと、業界屈指の手数料の低さが魅力です。
カスタマーサービスも、オペレーターに対応してもらえます。
また、Tポイントで投資信託も買付でき、時代に合わせたサービスを提供してくれるネット証券会社です。

取引コスト

5万円まで:55円

・楽天証券

口座開設数は700万口座を達成していて、さらに取扱商品も豊富です。便利で使いやすい取引ツール「マーケットスピード」を無料で利用できます。
「投信積立」は、100円からつみたてができるので、投資初心者に大好評です。
また、楽天ポイントで取引できたり、お買い物で貯まる楽天ポイントが+1倍になったり、楽天ユーザーに嬉しいサービスが充実しています。

取引コスト

5万円まで:55円

・LINE証券

LINEと野村ホールディングスとの業務提携により運営。いつも使っている「LINE」アプリから、投資ができます。通常は100株からしか取引できない株式を1株単位、数百円から投資ができます。
若年層が使いやすいLINEに、老舗証券会社である野村證券のノウハウが詰め込まれた、新しいサービスが特徴です。
初期費用を十分用意できなくても始められるので、あまり投資にお金をかけられない株初心者におすすめです。

取引コスト

5万円まで:55円

※取引コストは、選択する手数料プランにより異なります。各証券会社のホームページをご覧ください。

まとめ

銀行や総合証券に比べて、お得で便利なネット証券ですが、新しいサービスが次々に登場してきています。

証券口座はNISAやiDeCoと違って、ひとりでいくつもの口座を開くことができます。

管理手数料は無料というネット証券口座がほとんどなので、気になるネット証券があったら、しっかりリサーチするとともに、分からないことがあればどんどん問い合わせをしてみましょう。

しかし、そうは言っても、口座を開設するには手間も時間もかかります。

株初心者の方はこの記事を参考に分にぴったりの証券会社を選んで、初めての投資を成功させましょう。

株初心者におすすめのiDeCoに関する記事も是非ご覧ください。

NISAに関する記事もご覧ください。

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