おすすめ日本国内ETF:コロナ後の高値に到達したS&P500に長期投資〈1547,1557,1655〉
目次
S&P500に長期投資する
まず以下のチャートをご覧ください。
このチャートは2019年12月18日時点のアメリカの総合株価指数S&P500の長期チャートです。
一目瞭然ですが、アメリカ市場は右肩上がりの成長を続けています。このブログでもS&P500に連動する米国ETF「SPY」「IVV」「VOO」やアメリカ市場全体に丸ごと投資できる「VTI」の投資をお勧めしているところです。
それは、今回のコロナショックによる暴落でも証明してくれました。S&P500は順調に上昇し、すでに史上最高値付近に到達しています。本当にアメリカ市場は魅力的だと改めて感じます。
しかしながら、米国ETFとなれば、外国株口座の開設も必要ですし、円をドルに換える手間や為替スプレッド(手数料みたいなもの)がかかることもあり、少し躊躇する方もおられるかもしれません。
そんな方々におススメなのが日本の株式市場、東証に上場されている国内ETFです。
今回は手軽にS&P500に投資できる日本に上場しているETFを紹介します。
東証に上場しているS&P500連動ETF
日本の株式市場で売買できるのは以下のとおりとなっています。
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)〈1547〉
証券コード1547の上場インデックスファンド米国株式(S&P500)。
日興アセットマネジメントが出している商品です。証券コード2521で為替ヘッジありのものもあります。
信託報酬 0.165%
純資産総額 92億
売買単位 10株
分配金利回り 0.4%(2019年12月26日現在)
最低売買金額 38,750円(2019年12月27日現在)
SPDR S&P 500 ETF 〈1557〉
証券コード1557のSPDR S&P 500 ETF。アメリカのスパイダー社が出している商品。
アメリカ市上場している「SPY」の東証版です。
信託報酬 0.0945%
純資産総額 335,172億
売買単位 1株
分配金利回り 1.97%(2019年9月末時点)
最低売買金額 35,500(2019年12月27日現在)
iシェアーズ S&P500 米国株 ETF 〈1655〉
証券コード1655のiシェアーズ S&P500 米国株 ETF。アメリカのブラックロック社が出している商品です。2017年に設定が開始した新しいETFです。こちらはアメリカ市場に上場している「IVV」の東証版となります。
信託報酬 0.15%
純資産総額 50億
売買単位 1
分配金利回り1.39%(2019年12月25日時点)
最低売買金額 2545円(2019年12月27日現在)
私が買うなら1557だが、どれも優れたETF
私は、アメリカ市場に上場されているETFを買うので、実際にS&P500に連動する国内ETFを買うことはありませんが、もし買うなら「1557」になると思います。
経費率、配当利回りが最も優れているからです。
しかし、どの銘柄も優れてたETFで、アメリカの右肩上がりの成長を享受できると思います。
右肩上がりのアメリカ市場には長期的な積立投資が有効だと思いますが、「1655」は最低売買金額がとても低いので、少額での長期的な積立投資にぴったりです。
自分の投資手法に合ったETFを選んでください。
流動性には注意
流動性の低さは考慮しましょう。
デメリットは流動性が低いことです。流動性が低いと買いたい値段で買えなかったり、売りたい値段で売れなかったりして、損する場合があります。
そういった意味では、短期で売買したり、目先の下落に狼狽売りすることなく、長期で持ち続けることが重要だと思います。
おわりに
今回は、1547・1557・1655の3つのETFを紹介しました。経費率では米国籍のETFには劣りますが、米国のETFはちょっと…という方はぜひ一度東証に上場されていて、S&P500に連動するETFをご検討してみてはいかがでしょうか。
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