株式投資 取引の前日準備
みなさんは、株式市場に向き合うにあたって、どのような準備をしていますか。株式投資にあたっては、前日準備や当日市場が開くまでの間にどのような準備を行うかもとても重要だと言われます。とはいっても、私も兼業投資家ですので、日々そんなに時間に余裕があるわけではございませんが、空き時間を見つけながらできる範囲で準備をしています。
今回は、私が株式市場に参加するにあたってしている準備についてご紹介したいと思います。
株式投資にあたり毎日行っていること
朝 8:00~9:00
1 前日のアメリカ市場の確認
主要3指数(NYダウ、S&P500、ナスダック)に加え、半導体SOX指数、ラッセル2000指数(小型株指数)、ダウ公共株指数、ジャンク債ETF(HYG)、アメリカ長期金利を確認し、日本の市場で資金がどこに流れやすそうか確認しています。
2 世界・日本の主要ニュースを確認
日本経済新聞(電子版)、その他ネットニュースを確認し、市場に影響を与える世界及び日本のニュースを確認するとともに、関連するセクターを考えます。
3 銘柄の気配値を確認し、最終決定
前日に品定めした銘柄の気配値を確認し、実際にエントリー出来そうかどうかを決めます。また、長期保有銘柄の状況もチェックしています。
4 寄り付きの株価を確認しエントリー
実際の寄り付き価格を確認し、前日に考えたシナリオに近い展開であればエントリーです。
引け後 18:00以降(仕事終わってから)
1 保有株のニュースのチェック
次の日の株価に影響を与えるような適時開示やニュースが出ていないかを確認し、何か出ていれば対応を検討します。
2 翌日狙う銘柄の選定
年初来を更新した銘柄をYahooファイナンスでピックアップし、チャートが良いものを、さらに証券会社のアプリで、出来高や信用情報を確認し、次の日上がりそうなものを監視銘柄に選定します。監視銘柄になっているものは、回転日数等をメモして、変化がわかるようにしています。
以上が毎日行っていることです。慣れれば全てあわせて2時間からかかっても3時間ぐらいです。
毎週末行っていること
一週間の動きの振り返り
利益の確認と、目標への到達地点の確認。一週間のトレードを振り返り、反省点を洗いだします。また、株式市場全体の動きを振り返り、来週の来そうなセクターや指数の検討し、資金の流れに思いを巡らします。
毎週行っていることはこれだけです。基本は振り返りと、来週の相場の予想(資金の流れの予想)です。
最後に
みなさん参考になったでしょうか。これはあくまでも私が株式市場に参加するにあたってしている準備です。なので、それぞれの投資スタイル等によっても準備することは変わってくると思いますし、自由に使える時間の長さなどによっても変わるかもしれません。ただ、パフォーマンスを上げるためにはやはり事前準備は必要でしょう。株はギャンブルではありませんから…。
私は今回紹介した事前準備のルーティンをはじめてから、かなり成績も上がりました。
みなさんもぜひ試してみてください。