有効な投資方法を探る!ダブルインバース・ダブルベアの売買ルール
ご存じのとおり、相場は上がり続けることはありません。上昇と下落を繰り返します。株式相場全体が上がるときは儲けて当たり前で、全体が下落するときにどう儲けるかが資産を効率よく増やすために重要と考えています。
そこで、利用するのがダブルインバース・ダブルベアというものです。日経平均株価が下がったら、その分の2倍上昇するETFです。
これを利用し、持ち株のリスクヘッジとすると共に、場合によっては相場の下落でしっかり利益をとる。ダブルインバースを活用するとそんなことが可能になるのではないかと考えています。
それができれば、最強です。そして、大事なのはやはりルール、ルールを決めてそれを洗練させることで、儲けられるルールにしていきたいと思います。
現在のルール
〈買い〉
1.日経平均株価、5日線割れ、アメリカのジャンク債券(HYG)の下落、マクロ環境の悪化で10~30%を目安にダブルインバースを購入。なお、購入の際は、チャートやマクロ環境や相場を勘案し、不安を感じる時度合いによって、割合を変化させる。
例えば、5日線割れから25日線までに大きな値幅がある場合には、そこまで下落してしまうと結構な損失となりかねないので、少し多めにヘッジする。(30%ヘッジしたら理屈上は資産全体の目減りをダブルインバースの上昇で賄える。)
2.日経平均株価とアメリカのダウ輸送株の株価指数がともに25日線を下回って下落が止まらない場合に買い増しする。
3.日経平均株価とダウ輸送株がともに50日線を到達で買い増し。
4.50日を割って下落するならさらに買い増し
〈売り〉
後場引け段階で5日線を奪回した場合か、大陽線(安値から2%程度)が出た場合ダブルインバースを処分します。(リスクヘッジの処分)
日経平均とダウ輸送株が200日線到達で大きめの反発したらすべて処分
あまり厳密なルールにせず、ざっくりとしています。これで運用してみて、どんどん細かいルールにしていく予定です。
まとめ
ダブルベアは比較的リスク高く、長期での投資は有効ではない銘柄です。しかし、今日紹介した方法を駆使すれば、このダブルベアをとても有効に使うことができます。
下落で儲けられれば、株式投資で怖いものなし!空売りをせずに下落で利益がとれるとは大変便利な銘柄です。しっかり勉強したいと思います。