資産運用の基本

【株価はどこまで上がる?】週足、月足で株価の上値余地を図る

週足、月足で株価の上値余地を図る

皆さんは、株式投資をする上で株価チャートを確認することが多々あると思います。その際、日足だけでなく、週足や月足も確認していますか?週足や月足のチャートを確認することでその銘柄の株価がどこまで上昇する可能性があるのかを想像ができます。ぜひ週足・月足のチャートも確認しましょう。

週足・月足を見ることで、景色が変わる

例えばここ最近上昇を続けているIDOM(7599)のチャートをご覧ください。まずは日足チャートです。

IDOM 日足チャート

いかがでしょうか。日足のチャートを見ているだけでは、今年(2019年)の5月ごろからずっと上昇トレンドを形成していて、さすがに上がりすぎで買えないと感じてしまうと思います。

しかし、週足のチャートを見てみると…

IDOM 週足チャート

どうですか。株価はまだかなり低い位置にあるとわかります。また2018年の高値を抜いており、ダブルボトムを形成しています。まだまだ上昇余地があるように見えてきます。

最後に、月足のチャートを見てみましょう。

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IDOM 月足チャート

また違った印象になりますね。株価が2つの山を形成しており、現在の株価は底値から再び上昇していき3つ目の山を作るのを目指しているように見えます。これをみると、1200円ぐらいまで上昇する余地は十分あると考えられます。今日(2019年12月11日)の株価が598円ですから、ここらかまだ2倍になる可能性があるということです。

まあ、本当にそうなるかは分かりませんが、うまく行けばそこまで値幅をとれるかもしれませんね。

3つのチャート見てみるとそれぞれ全然違った印象を受けると思います。日足・週足・月足のチャートを全て確認した上で、改めてその株を買うか考えると少し違った判断になるかもしれません。

チャートに上手く乗ることが大事

週足・月足のチャートを見て、上値余地が2倍・3倍あるとはいえ、株価は上げ下げを繰り返し上昇することになります。そのため、できるけ上昇トレンドの時のみ株を保有し、下降トレンドの時は持たないようにすることが、より最大の利益を取るために必要です。そのためには、いつ買って、いつ売るのかルールを作りそれを守ること、そして一度売ることになってしまった株についても動向をチェックし続けることが大切です。ルールについては、それぞれご自身のスタイルがあると思いますが、私は高値更新したタイミングで買い、それを繰り返すごとに徐々に買い増していくようにしています。売るタイミングについては試行錯誤中ですが、原則は5日線割れでトレンドが崩れたら売るようにしています。ご参考にください。

おわりに

いかがだったでしょうか。私は週足・月足を確認するようにしてから、「ここまで上がったらこれだけの利益になるな」といろいろ妄想し、株式投資がより楽しくなりましたし、加えて、利益のでるパターンが見えてきた気がしています。今後もいろんなチャートをみてできるだけ上値余地のある銘柄を選択していきたいと思っています。皆さんも株を保有する際にはぜひ週足・月足のチャートもご覧になることをおススメします。

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