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【2020年】秋の暴落、コロナショック後の二番底に備えよう!大統領選挙も不安要素

秋の暴落、コロナショック後の二番底に備えよう!

2月3月のコロナ暴落からもうすぐ6ヶ月になろうとしています。株式市場は、各国の大規模金融緩和と財政出動。そして、ワクチン開発の期待からほぼ下落前の水準まで回復し、ハイテク株で構成されるアメリカ市場のナスダックや私が先行指標として見ているSOX指数も史上最高値を更新しています。日本でもマザーズがコロナ前の水準を大きく上回って推移しています。

一見堅調そうな株式市場ですが、こういった時に、今後の最悪のシナリオを想定して、再び暴落が起きたときにどう対応するか決めておいたほうがいいのではないでしょうか。
実際に、リーマンショックやチャイナショックの時のように、暴落のあとには、数ヵ月後に二番底が来ている例もあります。
今回はどうなるかわかりませんが、あるかもしれないと思って準備をしておくにこしたことはありません。

これから季節は秋に向かいます。秋は暴落の季節とも言われます。特に今年はアメリカ大統領選挙もあり、それまで、米中対立やネガティブキャンペーンが過激化し、株式市場に影響を与えることも考えられます。

次回暴落が再び起こったときに、株式市場の下落をチャンスに変えるには、起こったときにどうするかを決めておくことが重要です。
そこで今回は、今後二番底が来ることを想定して、その際にどう対応するか考えたいと思います。

秋に二番底が来たときの対応

二番底が来ると想定した場合に、私が考えている基本方針は大きく2つです。

保有銘柄は狼狽売りしない

コロナ第一波の暴落を振り替えると、一旦は不安からほとんどの銘柄は大きく下落しました。しかし、コロナの影響が業績にプラスと考えられている企業は、比較的早く株価を戻し、年初高値を更新しています。
このことから考えると、暴落の原因は何かを先ず分析する。そして、それが業績にどのような影響を及ぼすかを見極める。このことが大切です。世の中のニュースや雰囲気に流されずに、その銘柄を買ったときのシナリオを思い返して、そのシナリオに影響がないと判断すれば、押し目買いを検討。悪影響があると判断した場合は、売却を検討するとしたいと思います。

日経ダブルインバース(1357)で利益を!

市場全体が大きな暴落となった場合、いくら個別の企業業績に影響がなくても、しばらく下落が続くことも考えられます。
そういった状況でもしっかり利益を上げるため、日経平均が下落すればその2倍上昇する日経ダブルインバース(1357)で利益をとりに行きます。
日経ダブルインバースを買うタイミングとしては、日経平均におけるブルとベアの境目となる50日線割れとします。売りのタイミングは2つ。一つ目は50日線より上に浮上した場合、そして、もうひとつは日経ダブルインバースない日経平均が下落を続けていて利益が出ている場合の出来高を伴った大陽線発生とします。

資金の余裕を確保について

以上、2つの基本的方針を紹介しましたが、これらを実行するには、資金をある程度確保しておく必要がありますので、普段からフルで投資せず、2割ほどはキャッシュで置いておくように心掛けます。最悪、少しだけなら信用枠を使う心づもりもしています。

さいごに

暴落はいつ来るかわかりません。事前にシミュレーションしておくことで、感情に流されずに適切な判断が可能です。二番底が来るかどうかはわかりませんが、皆さんも念のため暴落の準備をされてはいかがでしょうか。

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