ダブルベアは長期投資に向かないのか
楽天225ダブルベア。
これは日経平均株価の変動と2倍の逆の動きとなる指数である「日経平均ダブルインバース・インデックス」に連動することを目的に運用を行っているETFです。
リスクヘッジを目的に少し持っているのですが、今後どのように運用していくのか少し悩んでいます。
ダブルベアのデメリットは
日経平均ダブルインバース・インデックスは、日経平均株価が上昇・下落を繰り返した場合に、マイナスの方向に差が生じ、逓減する可能性が高くなります。また、一般に、上昇・下落の期間が長くなるほどその差が大きくなり、逓減が強まる特性を持ちます。
と楽天証券のページには書かれています。
しかし、例えば価格が連日で上がったり、価格が連日下がったりすればどうでしょうか。
インターネットを調べてもあまりそういうことは書かれていません。
連続で上がった場合
例えば
1000円→1100円(10%)→1200円(9.09%)となった場合
ダブルベアは
1000円→1200円(20%)→1418円(18.18%)となります。
また
1000円→900円(-10%)ダウン→800円(-11.11%)となった場合
ダブルベアは
1000円→800円(20%)→622円(22.22%)となります。
ご覧のとおり、価格が連日上がれば2倍以上の動きに、連日下がれば2倍以内に抑えられます。
この考え方があっているのかどうかはわかりませんが・・・。
相場の動きにより損するときも得するときもあるとい言うことだと思います。
そしてそれは、株式投資をしている中では当然のリスクですから、これをもってダブルベアが中長期の投資に向かないと言えるのか?
ちょっとわかりません。
長期で見ると相場は一方向に動き続けることはなく上下へ変動することが多いということでしょうか。
私的には、これまでどおり楽天225ダブルベアをリスクヘッジとして持っておこうかと思います。
しばらく持ってみて、どのような動きになるのか自分の目で検証してみたいと思います。
今後、北朝鮮問題やアメリカの債務上限の問題などリスク要因は多々あります。株は思うように動かないのでリスクヘッジをしていくことはとても重要だと思います。
全体の相場が下落した特にこの楽天225ダブルベアを売って個別株等を買い増ししていくというかたちで活用していきたいと考えています。
ちなみに楽天225ダブルベアは楽天証券だと手数料無料。
さらに信託報酬も税抜0.35%とほかの商品に比べて低いです。
試しにチャレンジするにはコストが安くて助かります。
また、数か月ごとにこの楽天225ダブルベアの成績をお伝えできればと考えています。
今回の内容は株式投資初心者のただ考察です。
なにか参考になる意見があればコメントをいただけるとありがたいです。
投資戦略に生かしたいと思います。
2018年2月18日に自分なりの結論を投稿しました。