【米国株ETF】S&P500に連動する「SPY」はオススメできる!
目次
S&P500に連動する「SPY」はオススメ!
リーマンショックをはじめ幾多の暴落を乗り越え、今なお右肩上がりに上昇するアメリカ市場。そのアメリカ市場の主要株価指数として世界から注目されているのが、「S&P500」です。
「S&P500」のチャートをご確認いただければわかると思いますが、度々下落はあれどキレイな右肩上がりを続けています。
「S&P500」に投資できれば、長期で資産を増やすことができる皆さんもそう思われると思います。そして、この「S&P500」に連動して動くのが「SPY」というETFです。つまり、「SPY」に投資すれば長期で資産を増やすことが出来るかもしれないのです。
「SPY」とはどんなETFか
「S&P500」に連動して動くETFで「SPDR S&P500ETF」の略式です。歴史も長く、1993年1月にアメリカ初のETFとして設定されました。
そもそも「S&P500」は何かというと、アメリカを代表する株価指数で、アメリカ株で流動性がある大型株から選ばれた500銘柄で構成されています。時価総額を指数化し、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしています。そのため、「SPY」により「S&P500」に投資できることで、米国市場全体に投資できるとともに、分散して投資できているためリスクを減らすことができるのです。
また、「SPY」の組み入れ上位には、皆さんもご存じの
マイクロソフト
アップル
アマゾン
フェイスブック
などがあり、世界の超有名企業にも気軽に投資ができます。
配当利回りは、1.78%と普通ですが、経費率は0.09%と非常に安くなっています。(いずれも11月16日現在の情報です。)
なお、「S&P500」に投資できる他のETFたついては、「VOO」が配当利回り1.82%、経費率0.03%。「IVV」が配当利回り1.89%、経費率0.04%となっており、結果としては、配当利回り・経費率では少し劣った結果となっています。それでも0.09%の経費率は十分安いです。
これを考えると「VOO」「IVV」も注目に値しますね。ちなみに私は結構経費率を重視しているので、私が買うなら「VOO」になってしまうかもしれません。
それでも「SPY」もパフォーマンスに申し分はありませんし、結局どれを選ぶかは好みかなとも思います。
最後に「S&500」にしっかりと連動して動いているか確認するため、「S&P500(青色)」と「SPY(赤色)」を比較してみました。
きれいに重なっていて問題なしですね。ちゃんと連度してると言えそうですわ
「SPY」は日本の株価市場にも上場?
実は「SPY」は東京証券取引所でも取引できます。証券コードは1557です。しかし、出来高が少なく、流動性が低いので、オススメができません。流動性が低いと売りたい株価で売れなかったり、買えなかったりするためです。
また、私は日本円だけでなく、ドルでも資産を持っておいた方がいいと私は考えていますので、やはり、投資するならアメリカ市場の「SPY」の方がオススメです。
「SPY」「VOO」「IVV」のチャートを比較
S&P500に連動する「SPY」「VOO」「IVV」をチャートで比較してみました。
ほとんどの場所できれいに重なっていますね。パフォーマンス上はそれほど大差ないということだと思います。
S&P500に連動する「SPY」「VOO」「IVV」であれば、長期で投資をするんであれば、どれを選んでも満足のいくパフォーマンスを得られると私は思います。
少額から投資できます
「SPY」は、現在1株311ドルで、1株単位で投資できますので、比較的少額から投資ができます。また、米国株の手数料については、今ではとても安くなってきており、楽天証券やSBI証券、マネックス証券でも、少し前まであった最低手数料も5ドルから0.01ドルに変更されていますので、「SPY」に気軽に投資できる環境が整っています。
最後に
いかがだったでしょうか。右肩上がりを続けるアメリカ市場全体に投資できる「SPY」皆さんもぜひ投資を検討してみてはいかがでしょうか。
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